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          本日の概況、明日の展望

https://www.kabusaku.com/            2024年5月14日 発行
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▼本日の株式市場の動き

・日経平均は揉み合いながらも底堅い動き
本日の日経平均は176円高の38,356円と反発しました。
日経平均は買いが先行スタートから一時298円高までありましたが、
38,500円、25日線、75日線などが重なる抵抗ラインでは上値が抑えられ、
前場後半にかけて日経平均も失速、一時は下落に転じました。
後場にかけては持ち直しプラスで終了となりましたが、
米CPIを控えて動意は乏しく、揉み合いの展開が続きました。

日経平均寄与度上位は、ソフトバンクG+68.06円、アドバンテスト+34.78円、
レーザーテック+15.04円、スズキ+14.45円、任天堂+13.86円、コナミ+13.73円、
ダイキン工業+13.40円、リクルートHD+12.65円など。
下位は、中外製薬-16.48円、KDDI-12.16円、日産化学工業-10.62円、
塩野義製薬-10.10円、NTTデータ-8.83円など。

プライムの騰落数は、値上がり45%、値下がり52%とやや売り優勢。
規模別指数は、大型+0.46%、中型+0.00%、小型-0.61%とまちまち。
大型株は比較的底堅い動きとなった一方で小型株中心に売りが広がりました。

グロース市場は、グロースコア+1.95%、グロース250+1.33%と上昇。
カバーを始め主力株が好決算で大きく上昇したことが指数を押し上げました。

会員銘柄は、ヤマト・インダストリー (7886)が一時大幅上昇となったほか、
メルマガ銘柄のRS Technologies (3445)が上昇しました。
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▼今晩の米市場の動向とイベント

・PPIに注目
米先物は小動きとなっております。
今晩の米市場は、PPIの結果及び長期金利動向次第となりそうですが、
予想通りに鈍化を示すようなら、利下げ期待の高まりから
堅調な動きとなりそうです。
一方で強い結果が出るようだと、明日のCPIへの警戒感が強まり、
直近の上昇に対するリスクオフの重なって
売りが広がる可能性がある点に注意が必要です。

主要企業決算は、アリババグループ、ホームデポなど。

・経済指標やイベント(数値は市場予想値)
4月NFIB中小企業楽観指数 88.2
4月生産者物価指数 前年比+2.2% 前月比+0.3%
4月生産者物価指数コア 前年比+2.3% 前月比+0.2%

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▼テクニカル分析

・5日線は回復も25日線の抵抗は継続
日経平均は反発し下落する5日線を上回ったことで下放れ警戒は後退しました。
ただ25日線、75日線の抵抗が続いて上値が抑えられており、
一目均衡表の三役逆転も継続していることから
短期基調は横ばい転換ながらも全体的には調整継続となっております。
ただ38,500円前後に抵抗ラインが重なっており、
外部環境次第で一気にこれを突破してくるようなら、
一気に強気転換してくる可能性もあります。
一方で外部イベントでも抵抗ラインを抜けなかった場合は、
4/19安値に向けた動きが警戒されます。

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▼明日の展望と戦略

・イベント通過待ち
明日の日経平均は軟調な展開が予想されます。
ただ今晩のPPI、明日のCPIの結果待ちという形となっており、
ポジティブ通過となれば、38,500円あたりに集中している抵抗ラインを
一気に上放れて相場全体の好転となる可能性がありそうです。

本日は5日線に沿って38,000円割れの可能性もありましたが、
一時は失速したものの踏み止まって反発となって終了して底堅さを示し、
米イベント待ちの形となりました。
明日のCPIが本番となりますが、今晩のPPIと合わせて
動きが激しくなる可能性がありますので注意したいところです。

個別は明日も決算銘柄中心の動きとなりそうです。
15日で決算シーズンが終了しますので、
16日までは決算発表銘柄を巡る動きが中心となります。
ただ米イベントと重なって相場が大きく動く可能性があり、
個別もその影響を受けやすい点には注意しておきたいところです。
16日までは個別材料株の動きも期待し辛いことから、
慎重姿勢継続のまま様子見で臨みたいところです。